お疲れ様です、旅丈です。

昨日、東京に演劇を見に行ってきました!

今回は演劇を見た感想と、そこで学んだことについてお話ししようと思います!

今回観劇させていただいたのは、

音声劇団 倭 第三公演 梅見月 ~音で感じる文豪の物語~ です。

公演作品は

泉鏡花の『蒟蒻本』、芥川龍之介の『芋粥』と『蜘蛛の糸』の三本です。

というわけで早速感想と学んだことを書いていきます!

観劇した感想

はじめに

演劇を見るのは中学生時代に学校行事で見た以来でした。

そのため演劇の世界については完全な素人の僕ですが、とても楽しませていただきました。

劇場は30人ほどが入れる小規模もので、手を伸ばしたら届きそうなところで演劇が繰り広げられていました。

小規模の劇場での演劇は役者さんの細かいしぐさなどもよく見えるので、大規模な劇場とは違う良さがあるのかもしれません。

泉鏡花 蒟蒻本

まずは最初の泉鏡花の『蒟蒻本』です。

正直昔の言葉の内容は難しくてなかなか理解ができませんでした。

おそらくですが現代的に言うと、蝋燭が好きなキャバクラ嬢に入れ込んで破滅した男たちの物語だと思います。多分。

人間の欲望的なものがテーマだったような気がします。

 

主人公の男が酔っぱらってたり狂ってたりと正気ではない場面がとても多く、役者さんすげぇと思いました。

語り手の方もとても雰囲気のでる語りで、とてもよかったです。

個人的には蒟蒻本が一番好きな演劇でした。

芥川龍之介 芋粥

二つ目は芥川龍之介の『芋粥』です。

うだつの上がらない武士が、おなか一杯に芋粥という料理を食べることを夢見る作品です。

夢をかなえる時よりも夢を想っているときのほうが幸せだった的な話だったと思います。

 

最初の蒟蒻本とは全く雰囲気の違う作品でとても楽しめました。

主人公のうだつの上がらなさや、偉い人の強引さの表現が好きでした。

ただ、残念なことにこの作品の内容があまり好みではなかったです。

芥川龍之介 蜘蛛の糸

最後も芥川龍之介の『蜘蛛の糸』です。

これは主人公の台詞が少ないため、独自に変更を加えて、主人公の相方の男が一人追加され、二人の会話劇になっていました。

唯一内容を知っている作品だったので、内容を理解したうえで演劇を楽しムことができました。

端的に説明すると、地獄に落ちた大泥棒がお釈迦様の垂らした蜘蛛の糸を上る話です。

 

追加された男がちょっと間抜けな性格だったため作品雰囲気がちょっと和らいでいた気がします。

面白い変更だと思いました。

内容をある程度知っている演劇は知らないものよりは楽しめる気がしました。

幕間 黒胡椒

演劇の休憩時間に行われるちょっとした何かでした。

役者さんと黒子さんがいろいろとわちゃわちゃやっていました。

ノリが学生の休み時間でしたが、結構楽しめました。

余談ですが、ちょっとしたクイズに答えたら帰りにアイスをもらいました。

寒さに震えながら食べたアイスはおいしかったです。寒かったですが。

観劇して学んだこと

演劇とは声を張り上げるものだと考えていましたが、必ずしも声を張り上げるわけではないことを知りました。

なんといっているのかはっきりと認識できるのに、かすれるような声という矛盾している演技を観させていただきました。

これは発声の仕方の問題なのでしょうか。

また、かすれたような声を出しているときでも大切な言葉を言うときはきちんと強調していました。

 

息遣いや呼吸、ちょっとした間など普段は無意識に行っている動作すべてが演技足りうることを知りました。

 

早口に喋っているのに内容が聞き取れるのは、早くしゃべっていても文節などの区切るところでは間があったり、大事な部分は強調したりと早くしゃべっていても聞き取りやすい工夫をしているのではないかと思いました。

 

大きな声でも静かに聞こえる喋り方というものがあることを知りました。

 

回想する場面の際は、回想とは関係のない役者さんは全く動かずにじっとしています。

関係のない場面なので当たり前なのですが、動かないことが演技になると知りました。

 

語り手さんの声色が変わるとき、表情も変わっていることも気が付きました。

やはり声色と表情は密接な関係にありますね。

 

最後に、すでに何度か言いましたが、あらゆることが演技足りうることを知りました。

最適な演技は、状況によって全く違うため、役者はどのような事態にも臨機応変に対応できるだけの力が必要。

言葉では表現しがたいですが、そう思いました。

 

正直言葉がちぐはぐで自分でも何を言っているのかわからなくなってきましたが、それだけ衝撃を受けました。

総評

真面目に観た初の演劇でしたがとても楽しめました。

演劇というのはいいものですね。

学んだことに関しては百聞は一見に如かずです。

こればかりは口や文字で教えられても理解することは難しいでしょう。

 

もっと多くの演劇を観てみたいです!

ありがとうございました!